ブルグミュラー25の練習曲 No.16
小さな嘆き
英単語ではgentle plaint
直訳すると優しいとか穏やかな 嘆き。
深い嘆きでは無いと解釈すれば良いのかな?と悩ましいところ。
始まりからdolente(悲しみをもって)なので、16分音符は、指を鍵盤に触れたまま、バタバタさせずに重い雰囲気で弾く。この曲でこのテクニックが1番難しいと思われる。
始まりの右手D音は、dolenteの響きを目指す。
4小節目の始まりは、そこだけアクセントがつくので、1、2、3小節目の入りとは異なること。
6.7.小節目の左手から右手へのメロディーの受け渡しは、全体的には1つだけれど、sfのアクセントを忘れずに。
10、12小節目の和音クレッシェンドは意識的に行い、14小節目のfにつなぐ。
14、15小節目左手の8分音符はスタッカートがあるので、気をつける。
16から17小節目の左手スラー。後の音の処理丁寧に。
0コメント