ブルグミュラー25の練習曲 No.18
『心配』弾いていてやはり、題字ではイメージし辛いので、翻訳してみると『不安、不快、胸さわぎ』など。
不安な気持ちを表している様にも感じられる曲。
さて、楽譜データに記入しよう!と思ってビックリしたのは、私の持っている楽譜と違う…
赤色で書いてますが、まず、スタカッティシモ。私の楽譜は左手和音は“スタッカート”。
全然違う…
スタカッティシモで弾くほうが、胸さわぎの感じが表現しやすいです。
それから、25〜28小説左手四分音符にスラーがない!。これは、ノンレガートで表現するのは、難しい。
8小節目は、音の移動を正確に行う。手の移動や手の広げ方に工夫しながら、テンポが落ちない様に気をつける。
ここの音だけスタッカートの表記なので、スタカッティシモとの違いをつける。
9〜16小節は、長調で演奏されることから、その心配な出来事の中に、明るい未来を考えているような部分。しかし後半に、不安の波が押し寄せてくる。
1番カッコの中も、音の移動の工夫が必要。
2番カッコ以降、左手四分音符は、ノンレガートで演奏しても、4拍のかたまりを忘れずに。
スラーで弾く場合、最後の音は纏める気持ちで、手は次の場所への気持ちが欲しい。
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